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鯨について
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長崎の鯨食文化

種類 利用法 レシピ 捕鯨に関する情報 長崎の鯨食文化

「鯨一頭で七浦潤う」という言い伝えがあります。その昔、鯨が捕れると皮=背側の皮・畝=腹側の皮・赤肉・舌等の内臓・くちびる・目玉・・・・等に細分され、塩漬けにして、価格の高い部位から順々に各地の経済力に見合って配分出荷する仕組みが出来ていました。

最も高価な部位即ち最もおいしい部分は、塩畝須、次は塩皮、次は塩赤肉・・・・でありました。今日ひとくちに、塩くじらと云うと、長崎では塩畝須の事であり、佐賀地方では塩皮の事であり、福岡では塩赤肉の事であります。

長崎県の彼杵町近隣には、鯨の舌を珍重する街や、くちびるを好んで食べる街があり、その街で塩くじらと云えば、当時自分たちが食べていたもの指していたわけです。

江戸時代、長崎が極めて繁栄していたので、最も高価な塩畝須が、九州西岸の産地から長崎に送られて来ました。

当時の裕福な長崎の商家の人々は、塩畝須の硬い部分、須=須の子を除去して食べていたので、長崎市を中心に、やわらかい塩畝の部分を食べる習慣が今日まで続いています。

また、「茂木びわ」で有名な、長崎の茂木町では、今でも正月の雑煮には、ブリや鶏肉の代わりに必ずくじらの畝須を使います。

長崎の鯨食文化継承への企業活動

歴史ある長崎の伝統的な鯨食文化は長崎各地に残り今も受け継がれています。
弊社ではそのくじら料理とそのおいしさを広く皆様にご紹介する活動を毎年行っております。
毎年10月に長崎魚市場にて開催されます「長崎さかなまつり」では、長崎の鯨食文化を守る活動の一環として「くじらの雑煮」をご来場者2000名様に試食して頂く活動も行っています。



 

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